女子ゴルフの今年最初の国内メジャー、ワールド・サロンパス・カップ開幕前日の5日、主催の日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)の小林浩美会長、森本多津子大会実行委員長らが、会場の茨城GCで会見した。19年大会優勝の渋野日向子が、米ツアー出場のため欠場したことについて、小林会長は「2年前、ここで素晴らしい勝ち方をして、本当に思いきりのいいゴルフをして(今年も)みんな楽しみにしていましたけど、本人が米国で頑張りたいということ。あっちで頑張ってくれているので、今は仕方ない」と話した。一方で、昨年はコロナ禍で中止になっており、前回大会優勝者の出場義務を違反。森本実行委員長は「トーナメント規定通り、100万円の罰金を支払っていただくことになっております」と話した。

森本実行委員長は続けて、渋野から罰金として徴収する100万円の使い道についても言及した。「いただいたお金は、プレーヤーズ委員会に入りまして、チャリティーに(使用する)ということになると思います」と、説明していた。