国内メジャー3連勝を狙う原英莉花(22=日本通運)は、4バーディー、2ボギーの70で回り、通算2オーバー、146でホールアウトした。午前スタート組が終了した現時点で、予選通過の60位前後。決勝ラウンドに進出できるかどうかのボーダーライン上にいる。

前半の2番パー3で、ピン手前4メートルにつけてバーディーを先行させ、右手でガッツポーズをつくった。7番パー4でボギーをたたいたが、9番から3連続バーディー。9番パー5は、第3打を4メートル、10番パー4は第2打を1メートルにつけ、11番パー4は7メートルのパットを沈めた。追い上げムードが高まったが、直後の12番パー4でボギー。下りのバーディーパットが3メートルオーバーし、返しのパーパットを決められなかった。その後は6ホール連続パーだった。

ホールアウト後は「前半9番から3連続バーディーを取ったけど、その後の12番で3パットしちゃって、そこから流れが途切れちゃいました。あと2個ぐらい(バーディーを)取りたかった」と振り返った。さらに「パッティングに関しては少し自信を持って打てたかなと思うけど、ティーショットに関しては、ドライバーで打ちたいところも曲げるのが嫌だからクリークを持ってセカンドショットの距離が残る選択をしないといけなくて、前半はその辺でミスもしていました」と続けた。

「予選を通ったら、本当に攻めて攻めまくりたいですね。そのためにはショットで、自分の距離を把握して、フェードの幅も考慮してやっていきたいと思います。流れが良くなったら、バーディーをたくさん取れると思うので、いっぱいバーディーを取れるように頑張ります」と話した。