28位から出た渋野日向子(22=サントリー)は、5バーディー、3ボギーの70で回り、通算6アンダー、210で終了時点で32位で第3日を終えた。

10番からの開始3ホールはパーで回り、13番パー4でこの日最初のバーディー。勢いがつくかと思われたが、続く14番パー4でボギーをたたくと、15番も連続ボギーとしてスコアを3アンダーに落とした。それでも18番パー5でバーディー。前半を36のイーブンで折り返した。後半は3番でボギーが来たが、4番パー3、5番パー4と連続バーディーで盛り返す。7番、8番とバーディーチャンスを外して迎えた9番パー4。第2打をピン奥1メートルにつけると、これを慎重に決めてバーディー。最後に伸ばして、最終日につなげ、グリーン上では笑顔もこぼれた。

終了後のインタビューでは「もったいないパットもあって、全体的にショットは後半につれて良くなってきたので、このスコア、アンダーで回れたことが良かった。18番でバーディーを取ったことによって、すごく切りかえて後半にいけたので、そこが一番今日の内容の中では良かったと思います」と振り返った。