首位と3打差の4位から出た石川遼(29=CASIO)が前半9ホールを終え、4つ伸ばしてトップに並んで折り返した。

2番で約2メートルのパットを沈めて初バーディーを奪うと、パー5の4番では2オンに成功して2つ目のバーディー。5番は2打目を池に入れてしまいダブルボギーをたたいたが、直後のパー5の6番でイーグル、7番でバーディーと巻き返して上位に食らいついた。

前半最後の9番も第2打をピン横1メートルにつけて4つ目のバーディーを奪取。前日首位の宮本勝昌(48=ハートンホテル)らと並んでトップで勝負のバックナインへと向かった。石川が優勝すれば19年12月の日本シリーズJTカップ以来、1年5カ月ぶりとなる。