最終組が前半9ホールを終え、ともに98年度生まれ「黄金世代」で最終組の大里桃子と高橋彩華が、通算12アンダーとして首位で並んでいる。

大里は3打差の2位から出て、前半を3バーディー、ボギーなしの33。パットが好調で、5番パー4では10メートル近いロングパットを沈めてバーディーを奪った。

首位から出た高橋は、1バーディー、1ボギーのイーブンとしている。もう1人、最終組で回る西村優菜が、3バーディー、1ボギーの34と、2つ伸ばして1打差の11アンダーで3位につけている。

4位には9アンダーの臼井麗香、5位には前週まで今年9戦4勝の稲見萌寧がつけている。国内メジャー3連勝の原英莉花は5つ落とし、通算5オーバーでホールアウトした。現時点で54位で、原を上回るスコアでホールアウトしている選手がおり、優勝の可能性は消滅した。