渋野日向子(22=サントリー)は通算9アンダー、ホールアウト時点34位で競技を終えた。首位と12打差37位から出た最終ラウンドは5バーディー、2ボギーの69。前半インで3つスコアを伸ばしたが、アウトは1バーディー、1ボギーにとどまった。第2ラウンド以降、V争いが通算20アンダーを超えるバーディー合戦についていけなかった。

渋野は「最小限のボギーで抑えられたけど、取りたいバーディーパットが入らず、悔しい部分はあった。ラフから2つ、アプローチを決めたパーがあったのはすごくうれしい」と話した。

今後は1週オフをはさみ、20日開幕のピュアシルク選手権(米バージニア州)に主催者推薦で出場。その2週後にはメジャー・全米女子オープン(6月3-6日、米カリフォルニア州)が控える。「先週よりショットが安定してきて、もっとスコアを伸ばしたい感情はあったけど、コツコツできた。次につながります」と着実な手応えを口にした。