ベテラン宮本勝昌(48=ハートンホテル)が最終18番パー4のボギーでプレーオフを逃し、2週連続2位に終わった。

先にホールアウトした片岡尚之と同じ通算15アンダーで18番に入った。強い右アゲンストの中、ドライバーでフェアウエーキープしたが、6番アイアンの第2打がグリーン左奥ラフへ。アプローチを寄せきれず、ボギーとした。

宮本は「いや~、難しい18番だった」とこぼした。この日は5バーディー、6ボギーの73。「途中から風が強くなるとわかっていたから、前半でみんなに“宮本さん、強いな”と思わせようと思ったんですが、さすがにミスが多すぎた。こんだけボギーが多いと…」。前週の中日クラウンズ同様、最終日を1位で迎えて優勝を逃した。「悔しいのは一緒だけど、今回は自滅っぽい。ゴルフは奥が深いです」と苦笑いだ。

それでも、最後はベテランらしく優勝した片岡をたたえた。「彼、北海道出身で、僕が14年のANAオープンで優勝した時のローアマなんですよ。ゴルフ界一のイケメンだと思ってる。ああいう端正な顔立ちだし、うまくクローズアップしてくれたらうれしいですね」と持ち上げた。

片岡優勝!全選手スコアはこちら―>