今大会はコロナ禍で拍車が掛かった試合数減少を受け、選手会が初めて主催した新規大会だった。スポンサー探しや会場選定なども約1年かけて調整。当初は高級時計メーカー、リシャールミルが特別協賛となっていたが、今年2月にコロナ禍を理由に撤退。急きょの交渉の末、サトウ食品が新特別協賛となって開催が実現した。

中継など、選手の意見を取り入れた大会作りを徹底。コロナ禍で一般非公開となったが、3日目にはゴルファー育成の一環として大会会場のある栃木県の高校ゴルフ部の生徒が招待され、大会を観戦した。表彰式では、優勝した片岡に同じく優勝争いを演じた選手会長の時松隆光がトロフィーを渡した。

仮に時松が優勝した場合は日本ゴルフツアー機構の青木功会長や、池田勇太大会実行委員長、石川遼副会長らがトロフィー授与の代役候補となっていた。

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