男子ゴルフのマスターズで、日本人男子初のメジャー優勝を果たした松山英樹(29=LEXUS)が、NTTデータとスポンサー契約を結んだことが11日、同社から発表された。

契約は17日から3年間。20日から始まる今年2戦目のメジャー、全米プロ選手権(米サウスカロライナ州)から、競技用ウエアの右袖にNTTデータのロゴが掲出される。また同社によると、松山を応援するさまざまな活動、コラボレーション企画を予定しているという。

今回のスポンサー契約を受けて、松山は同社を通じてコメントを発表した。「このたび、日本を代表する企業であるNTTデータにスポンサー契約という形でサポートしていただくことになり大変嬉しく思います。NTTデータは全英オープンのメインスポンサーでもあり、今回のお話を頂戴した時には、非常に光栄なことだと感じました。私は『世界No.1のゴルファー』になるという変わらぬ信念を持ち、日々まさに挑戦しています。今回、NTTデータから『ともに世界の頂点を目指し挑戦したい』というお話を頂戴し、さまざまなITソリューションで世の中の未来を世界規模で実現していくという企業としての使命にも共感し、私も目標とする未来の実現に向けた努力をし続けなければと一層感じております。今後、NTTデータとともに世界中で応援してくださる方々へ感動や勇気を与えていきたいと思います」。

松山は13日から始まるAT&Tバイロン・ネルソン(米テキサス州)で、マスターズ以来、1カ月ぶりに米ツアーに復帰する。休養明けの復帰戦とあって、米ツアー公式ホームページの優勝予想では、15番手にとどまっている。優勝予想1位は、世界ランキング3位のジョン・ラーム(スペイン)となっている。