国内女子ゴルフツアーの21年第11戦ほけんの窓口レディースが14日、福岡CC和白C(6335ヤード、パー72)で開幕する。前週の国内メジャー・サロンパスカップ優勝の西村優菜(20=スターツ)は13日、練習ラウンドを行った。

西村は初出場でコースについて「距離は短いけど、ターゲットが小さかったり、ブラインドのところがあります。そこが1番ですね」と警戒ポイントを挙げた。コース入りは11日火曜日で「疲れがあったのか、振れてませんでした」と苦笑いした。

今大会は緊急事態宣言発出下の都道府県で行われる初のツアー競技。「なかなか外食はできないので、スーパーでお総菜を買って、というのが多くなります」。体に気を使い、サラダとヨーグルトは必須で、サラダは根菜系や緑黄色野菜系。宿舎は人出の多さなどを考えて、福岡市中心部ではなく、コースから車で約10分の最寄りで選んだ。

昨年11月三菱電機レディースで初優勝し、翌週のTOTOジャパンクラシックは9位。2週連続優勝へ、2度目の挑戦になる。「前回の方が“こんなに疲れるんだ”という感じは強かった」という西村は「第1日は体やショットのバランス、キレを感じながらプレーしたい」。冷静に大会に入るつもりだ。【加藤裕一】