選手会長の時松隆光(27=筑紫ケ丘GC)が、6バーディー、3ボギーの69で回り、8アンダーで2位に浮上した。

前半は2番、5番でボギーが先行も、6番、8番のバーディーで取り返した。後半は、1ボギー、1バーディーの後、終盤の16番から3連続バーディーで一気に2位まで上がってきた。

後半の14番で、前の組から大きく遅れたため競技員から「これ以上離れたらペナルティー」と警告を受けた。そこからは、プレーしたら小走りで移動を繰り返したという。「ボクのスイングは人より遅いので、急がないといけないということで、逆に考えすぎなかったことがバーディーにつながった」と、16番からの3連続バーディーの要因を解説した。

20年から選手会長を務め、今年は選手会主催のプレーヤーズチャンピオンシップ・サトウ食品を前週に成功させた。「先週もいいゴルフができて、大会を盛り上げる中で、優勝争いで関われてよかった」と笑顔で話した。池田勇太、宮里優作、石川遼と最近の選手会長は任期中に優勝しているため「ボクも優勝しないといけないのかな、と思う」。そのチャンスが巡ってきた。