国内女子ゴルフツアー、宮里藍サントリーレディースオープンの主催者は18日、兵庫・六甲国際ゴルフ〓(人ベンに貝の目が組のツクリ)楽部で6月10日から4日間行われる同大会を、新型コロナウイルス感染拡大防止のため無観客で開催すると発表した。

元世界ランク1位の宮里藍アンバサダーは「30回記念大会の開催が決定となり、感染症対策をしっかりとった上で安全に大会を迎えられるよう日々、考えています」とコメントした。

19年全英女王の渋野日向子がサントリーに所属しており、今年から上位2選手には、AIG全英女子オープンの出場権が与えられることになっている。宮里アンバサダーは「世界に羽ばたいてもらえる大会になるよう、コースセッテイングも含めて、しっかり携わっていきたいと思います」としている。

優勝賞金は1億5000万円(優勝2700万円)。賞金女王争いとともに、6月末の世界ランクにより決まる東京五輪の出場権争いも注目される。