19年賞金女王の鈴木愛(27=セールスフォース)が21年11戦目で最高となる2位スタートを切った。

この日は6バーディー、ボギーなしの66。21年はトップ10が1試合だけと乗り切れない状態が続いているが、33ラウンド目で自己ベストスコアを出した。「(2試合前の)サロンパスカップあたりから調子は上向いてきた。あとはドライバーをもう少し、という感じです」と手応えを感じたようだ。

今大会は大雨で21日が中止、54ホールから36ホールの短縮競技となった。23日が最終日で、首位稲見とは5打差ある。「優勝争いではありますが、今の私はまだそんなレベルじゃない。自分のことで精いっぱい。(稲見が出した)11アンダーは今は無理かな」と苦笑い。目の前のプレーに集中していく。