首位から出た笠りつ子(33=京セラ)が、3バーディー、ノーボギーの69で回り、通算12アンダー、204で5年ぶりの優勝を飾った。

三ケ島は攻めに攻めて、1打差に泣いた。

最終18番パー5。グリーン外ラフからのイーグルトライはわずかに外れたがバーディー。笠にプレッシャーをかけたが、笠もバーディー。プロ活動を始めた16年から3度目の2位。8度目の3位以上も、悲願の優勝に届かなかった。「まだまだ、もっと攻めていっていいのかな。でも久しぶりに上位ならではの緊張感の中で、最終日、最終組でしか味わえない攻め方とか感じられた」と課題と収穫を口にした。