新世紀世代の笹生優花(19=ICTSI)が全米女子オープン史上最年少の「19歳351日」で日本女子3人目のメジャー制覇を成し遂げた。通算4アンダーで並んだ畑岡奈紗と日本人同士のプレーオフという劇的な展開を制した。

表彰式では、新型コロナウイルスの影響もあり、自らメダルを首にかけ、トロフィーも自分で抱き、掲げた。スピーチでは「本当に今週勝てるとは思っていなかった」と笑顔をみせた。序盤のダブルボギー連発で一時優勝戦線から脱落したことを振り返ると「キャディーの言葉で切り替えられた」と感慨深げに言った。