国内女子ゴルフツアー21年第15戦・宮里藍サントリー・レディースは10日、兵庫・六甲国際GC(6517ヤード、パー72)で開幕する。ディフェンディングチャンピオンの鈴木愛(27=セールスフォース)が9日、練習ラウンドを行った。

19年賞金女王が、20-21年シーズンは出場26戦で未勝利。鈴木は「ここを乗り切れたら、さらに強くなれると思って、プラスにとらえていきたい」と話した。長引くトンネルを「年齢も重ねて来て、体の変わり目を感じる。昨年あたりから急に疲れが取れなくなった。思うように体が動きにくくなったり…」と自分なりに分析する。

明るい材料は出てきた。前週のヨネックスレディースは3日連続アンダーパーをマークして、2戦連続トップ10の6位。全ラウンドをアンダーパーにまとめた大会は、2位になった3月のTポイント×ENEOS以来9戦ぶりだった。

「今週になって、ちょっとグリップに違和感が出てきたのは不安だけど、パットはずっといい。今週はミドルパットのラインをしっかり読んで、毎日アンダーパーを出していきたい」と話した。