21年ツアー5勝の稲見萌寧(21=都築電気)が午前組で回り、通算10アンダーで予選通過を決めた。首位と2打差2位から出て、2日連続ボギーなしとなる68。ホールアウト時点で首位に浮上した。

この日は前日よりドライバーが安定し、パーオン失敗は後半2、5番の2ホールだけ。ショットメーカーぶりは相変わらずだ。「風も昨日よりあって、ピン位置も難しくなっていて、その中で2日連続してノーボギーにできたことはすごくいい。外したチャンスもあるけど、60台はいいですね」。東京五輪代表争いは畑岡に次ぐ2番手。優勝なら、3番手古江を引き離し、代表の座に大きく前進する。21年6勝目に接近中だ。