ミレニアム世代の西村優菜(20=スターツ)が通算12アンダーで、首位と4打差2位で最終日を迎える。この日は6バーディー、2ボギーの68。稲見萌寧にスタート前の2打差から4打差に離されたが、何とか逆転圏内に踏ん張った。

公式インタビューの最後には、後ろで控えていた稲見が“乱入”し「そんなに小柄なのに何でそんなにすごいんですか?」と質問されたが、負けじと「何でそんなに勝てるんですか?」と、笑顔で応酬して見せた。

「4打差はスコアが伸びるコースなのですごく大きいけど、ポジティブに考えれば、ビッグスコアが出る、チャンスはゼロではないということ」。大阪出身とあって「関西で優勝争いをしたいと思っていました」と最後まで稲見に食らいつく覚悟を見せた。