先週行われた女子ゴルフの宮里藍サントリー・レディースで4年ぶりとなるツアー2勝目をあげた青木瀬令奈(28=フリー)が17日、ニチレイ・レディース(18日~20日、千葉・袖ケ浦CC新袖C)の前日練習に姿をみせ、2週連続優勝へ意欲をみせた。

先週は首位を走っていた今季6勝の稲見萌寧を最終日でかわし、逆転優勝。久々の栄冠に大会後には涙があふれた。優勝の反響も相当なものだったようで、祝福の連絡については「1500件くらいかな(笑い)」と明かし「4年間みんな待ち続けてくれてたのかなというのはあって、すごくありがたいです。少しずつ返しています」と感謝を口にした。

初優勝した4年前のヨネックス・レディースは2日間の短縮競技だった。今回は4日間を戦い抜いての勝利で「やっぱり4日間を勝つ選手は大きいゴルフをする選手だろうなというのは思っていて。まさか自分が勝てるとは思っていなくて『まさか勝てたんだ』というのはすごく大きいです」と喜びをかみしめた。

最終日最終組での勝利を経験し「3勝目が楽しみになったというのはすごくあります」とも語った。自信も取り戻しつつある中で迎える今大会。優勝翌日の月曜日は、もともと予定していたラウンドへと向かい、火曜日は撮影もこなして会場入りした。「やり切った感というか、良い疲労感があって」と正直に口にしつつも「先週で3勝目に向けての道筋が見えたので、勢いのあるまま勝ちたいなと思っています。まずは予選を通過して優勝争いができればいいなと思います」と意気込んだ。