首位で出た15歳の手塚彩馨(TEAM KGAジュニア)が5バーディー、4ボギーの71で回り、通算10アンダー、206で単独トップを守った。

1打差の2位には佐藤心結(みゆ、17=TEAM KGAジュニア)が入り、同じ関東ゴルフ連盟(KGA)のジュニア育成強化部会所属の2人が上位を占めた。同3打差の3位で林希莉奈(17=いわむら)と星川ひなの(21=日大)が追っている。

トップを維持した手塚は「最初は思うようなショットが打てていなかったけど、だんだんよくなってきた」と振り返った。キャディーを母の美佐子さんが務めており、前半終了間際に「ラフ(からのショット)で力が入っているから力を抜きなよ」とアドバイスされたことでショットの調子が戻ったという。最終日へ向けては「周りを気にしないで自分のできることをやりたい」と意気込んだ。

今大会では4月にオーガスタ・ナショナル女子アマチュア選手権で日本人初優勝を果たした梶谷翼は約2週前の全米女子オープン出場などの影響もあり、欠場。プロツアーにも度々参戦している双子姉妹の岩井明愛(あきえ)と千怜(ちさと)も出場を見送っている。