星野陸也(25=フリー)が決勝ラウンド進出を果たし、東京五輪の日本代表が確定した。

5位から出て4バーディー、5ボギー、1ダブルボギーの74で回り、通算1オーバー、143で21位に後退も、メジャー3回目の挑戦で初の決勝ラウンド進出を決めた。世界ランキングで松山英樹に次いで日本人2番手につけている星野は、五輪代表を争う浅地洋佑、石川遼がともに予選落ちしたため、逆転の可能性がなくなり、五輪代表が確定した。

前日、日没サスペンデッドで残した4ホールを消化。約3メートルのパーパットを残した6番で、パットをきっちり決め波に乗ると8番、9番と連続バーディーで、第1ラウンドを2アンダー、69の5位で終え第2ラウンドを迎えた。

前半は、2番パー4でいきなりダブルボギー。それでも、3番パー3でバーディーを奪うと、6番パー4、8番パー3とバーディーを重ね、3アンダーまで伸ばして一時は3位に浮上した。

しかし、後半は大苦戦。10番パー4、11番パー3で連続ボギーを喫すると、13番、16番、17番とボギーが続き、一気にスコアを2オーバーまで落とした。それでも、最終18番パー5ではこの日4つ目のバーディーを奪い、1オーバーで終え決勝ラウンド進出を決めた。

終了後星野は「2ラウンド目の前半までショットが良かったのに、ホント後半急に微妙な計算が合わなくなってショットがブレ始めた。ずっと苦しい展開になったが、最終ホールでバーディーが取れたので明日につながっていくと思う」と振り返った。風の計算をしながら、コースの攻略をねらったが、そこでの判断で距離感をミスしたりしたという。国内ツアーでも風や強風などの悪コンディションには強いが、そんな星野も全米オープンの過酷なコースの洗礼を受け「疲れすぎて頭が回っていないです」と話していた。

決勝ラウンドに向けては「ショットはずっといい感じなので、あとは1ラウンドと2ラウンド目の前半のパターでしっかり流れをつくって、ピンチは必ず来るからしっかりしのいで、少しずつものにしていけたら、いいスコアで回れると思う」と前向きに話していた。

◆星野陸也(ほしの・りくや)1996年(平8)5月12日、茨城県生まれ。ゴルフは6歳から。中学時代は卓球部に所属し、水城高時代は、同郷の畑岡奈紗と茨城代表で国体出場。日大を2年で中退し、16年8月にプロ転向。18年フジサンケイクラシックで初優勝するなどツアー通算5勝。今季は3勝を挙げ賞金ランク1位。186センチ、76キロ。

◆男子ゴルフの東京五輪代表選考 全米オープン後の6月20日付の世界ランキングに基づく、五輪ランキングで出場60人が決まる。各国上位2人に出場権が与えられ、同ランキング15位以内に3人以上いる国は、最大4人まで出場できる。現在の世界ランキングで日本勢は、トップの松山が15位、2番手の星野が78位。3番手で85位の金谷、4番手で130位の今平は今週試合がなく、前週までに代表入りの可能性が消滅。145位の石川、336位の浅地は、全米オープン上位進出で、わずかに星野を逆転する可能性があったが、予選落ちで消滅した。