プロ7年目でノーシードの仲宗根澄香(29=Sky)が日本選手最上位の4位になった。「トップ10を目指そう」と意識してスタートし、1番パー5でチップインイーグルを奪うなど67をマークして通算8アンダー。ただし、プレーオフ進出に2打及ばなかった。

途中から初優勝は意識した。「9、10番でバーディーを取って(通算7アンダーになり)リーダーズボードがあるところは全部見て。めちゃくちゃ緊張してきました」という。しかし、何とか冷静さは保った。「緊張して勝てる人の集まりじゃない。ドキドキしてても勝てないし、自分を奮い立たせながら、上がり4、5ホールは自分に負けず、やりきったと思えるようなプレーをしようと心に決めていました」と振り返った。

下部のステップアップツアーでは4勝。23歳でプロテストに合格し、コツコツキャリアを重ねて来た。「勝ちたい気持ちがかなり強くなってきている」。今大会前までに約2688万円を稼ぎ、賞金ランク34位と初のシードは射程圏内。20歳前後が席巻するツアーで、アラサープロが奮戦中だ。