女子ゴルフで米ツアーを主戦場とする畑岡奈紗(22=アビームコンサルティング)が、次戦のメジャー、全米女子プロ選手権(24日開幕)に向けて23日(日本時間24日)、会場の米ジョージア州アトランタ・アスレチック・クラブで会見した。

3週間前の全米女子オープンでは、笹生優花との日本人同士によるプレーオフで敗れて2位。それだけに「ずっとメジャー優勝を目標にやってきて、全米女子オープンでは、そのチャンスがあったけど、あと1歩届かなかったのは、すごく悔しかった。(今大会は)相性の良い大会でもあるので、次こそ自分でチャンスをつかめるようにしたい」と、力強く語った。

今大会が行われるアトランタ・アスレチック・クラブでは、21日から練習を行っているという。コースには「距離が少し長く感じるところもあるんですけど、ラフも思ったほど長くはないので、すごく自分向きのコースかなと思います」と、好印象を抱いているという。その上で、各選手も伸ばすと想定し「15アンダーぐらいを目標にやりたい」と、伸ばし合いに対抗の構えだ。

会見では松山英樹が4月にマスターズに勝ったことも問われ「マスターズは、男子選手にとって、より特別な大会。そこで松山さんが勝ったのは、私もテレビで見ていて、すごく勇気をもらえた。私もメジャーを勝てるように頑張りたいなという気持ちが、より強くなった」と話した。自身の経験も加わり、一段とメジャー優勝への思いを強くしていた。