東京オリンピック(五輪)出場には優勝した上で、ライバルの動向次第という古江彩佳(21=富士通)が首位に2打差の4位と好発進した。7バーディー、2ボギーの67で回り、5アンダー。世界ランキングで日本人2番手、五輪代表争いで優位に立つ稲見萌寧は1オーバーの76位と出遅れ、6打差がついた。菊地絵理香が7アンダーで単独首位。

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◆稲見(WR25位) 古江が優勝を逃し、渋野が単独6位以下なら五輪決定。単独3位以上なら古江が優勝しても上回る。ただし渋野が単独2位以上の場合のみ、優勝でも五輪逃す。

◆古江(WR28位) 優勝が最低条件。さらに稲見が単独4位以下、渋野が単独5位以下で五輪決定。

◆渋野(WR31位) (1)単独2位以上なら無条件で五輪決定(2)古江が優勝し、稲見が単独4位以下の場合、単独4位以上で五輪決定(3)稲見が14位以下、古江が2位以下の場合、単独5位以上で五輪決定。

※稲見と古江はアース・モンダミン・カップ、渋野は全米女子プロ選手権に出場。アース・モンダミン・カップの優勝が19ポイントの場合。WRは世界ランキング。