19年の前回大会覇者の石川遼(29=CASIO)が、前半9ホールを終えて4バーディー、ボギーなしの通算4アンダーの3位で折り返した。首位は午前組ですでに競技を終えた木下祐太(35=フリー)で通算6アンダー、65としている。

小雨の降る中、石川はオリンピック(五輪)代表内定の星野陸也(25=フリー)、日本プロゴルフ協会会長でもある倉本昌弘(65=フリー)と同組でインからスタート。出だしの10番で約2・5メートルのパーパット沈めて発進すると、13番、14番で連続バーディー。大勢のギャラリーを引き連れながらラウンドを進め、16番で約10メートルを沈めて3つ目のバーディーを奪うと、大きな歓声と拍手が起こった。

続く17番でも第2打をピンまで約40センチにピタリと付ける好ショットをみせ、2度目の連続バーディー。前半だけで首位に2打差まで迫り、残る9ホールへと向かった。