東京五輪代表の稲見萌寧(21=都築電気)が、3バーディー、4ボギーの73と1つ落として回り、通算2アンダー、214でホールアウトした。ホールアウト時点で20位となっている。

1番パー4は、1メートルのパーパットを外してボギー発進となった。それでも前日の第2ラウンドで苦しみながらパーセーブした3番パー3で最初のバーディー。第3打を1・5メートルにつけて奪った。8番で落とした直後の9番パー4では、グリーン奥のラフからチップインバーディーでバウンスバック。スタート時点の3アンダーに戻して折り返すと、10番パー5で連続バーディー。バーディーを先行させ、波に乗りかけたが、終盤の15、18番をボギーとした。

ホールアウト時点で、11アンダーの首位若林舞衣子とは9打差となった。ホールアウト後は「自分ではそんなに悪くないんですけど、雨とかの影響でボールドロップしちゃったりとか、うまくいかなかったです」と振り返った。最終ラウンドに向けては「明日も雨予報ですけど、なるべく耐えて少しでも上位に行けたらいいなと思います」と話した。