新型コロナウイルス陽性が判明し、先週の米ツアー、ロケットモーゲージ・クラシックを大会途中で棄権していた松山英樹(29=LEXUS)が来週に控える全英オープン選手権(15~18日、ロイヤルセントジョージズGC)を欠場することになった。

11日、松山のマネジメント会社が発表した。

松山はロケットモーゲージ・クラシック第2ラウンド前に平熱ではあったものの、喉の痛み、頭痛、吐き気を感じ、7月2日に検査で陽性が判明。大会を棄権して自宅療養に入り、同社は4日にその後も頭痛と倦怠(けんたい)感の症状があると説明していた。

現状について体調は快方に向かっているものの、PCR検査の結果は10日時点で依然として陽性判定が出ているとし、「現在のコンディション、またイギリスへの渡航に関する問題を踏まえ、出場エントリーを取り消すことに決めました。現在もアメリカの自宅で安静に過ごし回復に努めております。メジャートーナメントの欠場が残念でなりませんが、今後も感染拡大防止と安全対策を徹底してまいります」とつづった。

松山は全英オープン選手権後の29日からは日本代表として出場予定の東京五輪も控えており、影響が心配されている。