女子ゴルフ元世界ランキング1位の宮里藍さん(36)が主宰するジュニア選手らを対象としたイベント「宮里藍インビテーショナル」の第2回大会が9月に開催されることになった。20日、同イベント実行委員会が発表した。

同イベントはジュニア選手の育成などを目指し、宮里さんが19年から行っているもの。昨年は新型コロナウイルスの感染拡大の影響で第1・5回としてオンラインで開催していた。第2回は9月18~20日に若木GC(佐賀県武雄市)で行われる。19、20日には大会から推薦を受けた中学1年以上(09年4月1日生まれ以前)、高校2年生以下(04年4月2日以降生まれ)の女子選手が参加する36ホールストロークプレーの競技会も実施。優勝者は宮里さんとのエキシビションラウンド参加権利、1~5位までの選手には国内ツアー、宮里藍サントリー・レディースの主催者推薦選考会出場権が与えられる。

イベント中には宮里自身も現役時代に取り組んでいたメンタルトレーニングメソッド「Vision54」などをもとに、ジュニア選手たちに技術やメンタルの重要性も伝えていく。宮里さんもコメントを発表し「コロナ禍の大変な時期に変わりはないですが、サントリーさんを始めとするスポンサー各社様、佐賀県の若木ゴルフ倶楽部様のご協力のもと、安全対策をしっかりしていきながらジュニア選手の皆さんを迎えたいと思っています。昨年からジュニア大会の中止や、思うように実力を発揮できる場所が少なくなっている中で、これから先の未来に向けて選手の皆さんが大きな目標を絶やす事なく前に進めるような大会になるよう、本番までしっかり準備していきたいと思います」となどつづった。