女子ゴルフの渋野日向子(22=サントリー)が21日、東京オリンピック(五輪)ソフトボールの日本代表の勝利を喜んだ。

この日は北海道で、22日開幕の大東建託いい部屋ネットレディースのプロアマ戦に出場。大好きなソフトボールの経過をキャディーに確認しながら、コースを回ったという。

「5回コールド勝ちですよね、すごい。自分のゴルフ以上にそっちの方が気になって」と笑顔で話した。08年北京五輪での金メダルから、エース上野由岐子のファンという渋野は、かつてソフトボールに打ち込んでいた。「金メダル取ってから13年たっているが、まだ日本代表のエースとして戦っているのは本当にすごいなと思う。すごく自分も勇気づけられるし、頑張ろうと思う」と話した。

22日に39歳の誕生日を迎える上野に対し「ソフトボールの選手で39歳で現役なんて数少ない。エースとして日本代表を引っ張って、ビックカメラでは選手、コーチとしてやられているのは、本当にすごいこと。自分なんかがおめでとうと言っていいのか。上野さんの背中を見て、あの金メダルからずっと頑張ってこれた。これからも上野さんの背中を追って、上野さんみたいな存在になりたい」と熱い思いを口にした。【桝田朗】