畑岡奈紗(22=アビームコンサルティング)は3バーディー、2ボギーの71で回り、1アンダーで首位と3打差の15位につけた。

AIG全英女子オープン以来約1カ月ぶりの出場となる畑岡は、前半の4番パー3で第1打をピン左3メートルにつけバーディー。しかし、6番パー4でボギーをたたき、イーブンの36で折り返した。後半は10番パー4で第2打をピン奥1メートル弱につけ楽々バーディー。12番パー3で2メートルのパーパットを外しボギーとしたが、続く13番パー4で第2打をピン横1・5メートルにつけバーディー。その後は、ピンチをパーでしのぎ、1アンダーで第1日を終えた。

終了後、中継のインタビューに答え「かなり寒い中、ティーショットはすごく良くて、それからのアイアンとかショートゲームがうまくいかない部分はありましたけど、難しいセッティングでグリーンも速い中で、いいパーセーブもありましたし、いいスタートが切れたのかなと思います」と振り返った。この日はティーショットのフェアウエーキープ率は78・5%と好調も、パーオン率は38・8%。セカンド以降のショットに苦しみながらも、何とかスコアをまとめた。第2日に向け「ティーショットは距離は出ていないがフェアウエーをキープできているので、もっとアイアンでチャンスにつけていけるようにしたい」と話していた。