男子ゴルフANAオープンの最終日が19日、札幌GC輪厚C(7063ヤード、パー72)で行われた。3位タイで出た植竹勇太(25=セガサミーホールディングス、幕別町出身)は2オーバー74で、通算では首位から打差の10アンダー、278で13位タイだった。「緊張はしなかったですけど、風も強くて、外してはいけないところでミスをしてしまった」と悔しがった。

最終日、同じ組で回った東京五輪代表の星野陸也、優勝したS・ビンセントに刺激をもらうラウンドになった。「陸也は(コース)マネジメントがうまくて勉強になりました。ビンセントは全部ピンに飛んで行っていた」と吸収することは多かった。ここまでのツアー最高順位は、5月のプレーヤーズチャンピオンシップ・サトウ食品の2位。この日の悔しさを次へのステップとし「今年中にしたい」と目標とするプロ初優勝を目指して戦っていく。