日本で行われる男子ゴルフの米ツアー大会、ZOZOチャンピオンシップ(10月21日~24日、千葉・アコーディア・ゴルフ習志野CC)の大会事務局は28日、松山英樹(29=LEXUS)らの出場が決まったことを発表した。

松山は同事務局を通じてコメントも発表。「2019年のZOZOチャンピオンシップではタイガー・ウッズに続き2位でフィニッシュし、僕の次の目標はアコーディア・ゴルフ習志野カントリークラブに戻ったら順位をもうひとつ上げることでしょう。1年の大半をアメリカでプレーしているので、自国でプレーすることはいつも楽しみです。日本で唯一のPGAツアーの大会なので、本大会で日本人ゴルファーとして初めて優勝できることを願っています。また優勝するために精いっぱい頑張ります」とつづった。

同事務局によると、松山のほか、今夏の東京オリンピック(五輪)金メダリストのザンダー・シャウフェレ、昨季メジャー2勝のコリン・モリカワ(ともに米国)なども出場を表明したという。

シャウフェレは日本でプロデビューし、母が日本育ちで、その祖父母は東京・渋谷区在住。モリカワは日系の父を持つ24歳で、米ツアーを引っ張る存在へと成長を期待される逸材だ。日本と縁の深いスターが集まるほか、日本でも人気の高いトミー・フリートウッド(英国)、リッキー・ファウラー(米国)も出場予定となっている。

今大会は賞金総額995万ドル(約10億9500万円)で78選手が出場予定。予選カットはない。昨年はコロナ禍の影響で米カリフォルニア州で開催されており、2019年大会が日本で行われた初の米男子ツアー公式大会だった。