化学工業品事業、生活衣料事業などを展開する富士紡ホールディングス(東京・中央区)は28日、女子ゴルフの三ケ島かな(25=ランテック)とスポンサー契約を結んだと発表した。期間は10月1日から22年12月末まで。今後は同社のロゴが入ったキャップを着用して試合に出場する。

三ケ島は今回の契約を受けて「大変うれしく思います。コロナ禍で大変な状況の中、契約していただいたことは、本当に感謝しかありません。社員の皆さまの応援と期待に応えられるよう、初優勝を目指して頑張っていきたいです」とコメントした。

96年7月生まれの三ケ島は福岡・沖学園を卒業後、15年のQT(予選会)で5位に入り、16年からレギュラーツアーにフル参戦している。17年からはシード権を守り続け、今季は6月のヨネックス・レディース2位など、7度のトップ10入り。賞金ランキングは35位で、ツアー初優勝に何度も近づいている。

富士紡ホールディングスは「ツアー優勝、そして海外メジャー優勝という夢に向かって挑戦し続ける三ケ島プロに、さらなる高みを目指して新たなビジネスを創造する当社の姿勢を重ね合わせ、応援することになりました。また、最高のパフォーマンスを目指すアスリートの求めた理想のアンダーウエア『B.V.D.パワーアスリート』をプロに着用していただくことで、少しでもサポートになれば幸いです」と、契約理由などを説明した。