大会初優勝を目指す金谷拓実(23=Yogibo)は4アンダー、67で滑り出した。競技終了時点でトップと4打差。「ノーボギーだったのは一番良かった。途中でショットが乱れたけど、チャンスも多く作れたし」。及第点のスコアを振り返った。

開幕前から「優勝したい」と明言して臨んでいる。「それは、どの大会も同じですが、最近はその気持ちが前に出すぎている感じもあるので」。グリーンがソフトで、この日は全体的にスコアが伸びた。コース難易度が高い印象の強い日本オープンらしからぬ伸ばし合いの中、終盤8番でマウンド越えの7メートルを沈め、4個目のバーディーを奪うと軽くガッツポーズ。流れに乗り遅れずに第1ラウンドを終えた。

「余力があるというわけではないけど、もっといいスコアが出る準備はできています」。グリーンが硬くならなければ、第2日以降もバーディー合戦必至の大会でビッグスコアを狙っていく。