プロ5年目の亀代順哉(26=フリー)が通算9アンダー、2打差6位で決勝ラウンド(R)進出を決めた。

3打差4位から出て、バーディー合戦の中でボギーなしの67。「バーディーパットは打っていても、なかなかいいラインにはつけられなくて。でも、ノーボギーが良かったです」。今大会はプロ転向後出場4度目で初の予選通過だ。

大院大時代の16年に日本アマ優勝。破格の飛距離もあって注目を集めたが、伸び悩んだ。現在賞金ランク68位。初の賞金シード獲得となる65位位内まであと1歩に迫る。国内メジャーでもあり、今大会が持つ意味は多い。「本当にその通りです。今大会の目標は、1つでもいいスコアを出して、1つでもいい順位にすること」。残り2日。待望の初優勝の可能性も十分にある。「実力以上のものが出せれば、うれしいですけど、それより4日間、ちゃんとやることをやるのが大事と思っています」。大器がようやく目覚めようとしている。