渋野日向子(22=サントリー)が通算4オーバー、65位で7月GMO&サマンサ・カップ以来9戦ぶりの予選落ちを喫した。6オーバー、99位から巻き返しを狙ったこの日、5バーディー、3ボギーの70でスコアを2つ戻したが、カットラインに2打及ばなかった。

「本当に情けない内容でした」。予選2日を通し、ドライバーは安定感を見せたが、第1日は3パット3度などグリーン上の苦しみが目立った。この日はいいパット、ショットを随所に見せたが、対照的なミスも顔を出した。「今日になってやっとロングパットのタッチとかは合ってきたけど、アイアンもウエッジも縦の距離感とか全然合ってなかった」とこぼす。

2週前の優勝を含め、5戦連続トップ10から一転、急降下。「ゴルフはいつも思い通りにはいかない。いつかこういう日が来ると思っていた。まだまだ足りないものがあります」と話した。