賞金ランク1位木下稜介(30=ハートランド)が4アンダー、68で首位と3打差7位の好位置につけた。名物ホールの18番パー5(525ヤード)で残り185ヤードの第2打を6番アイアンで1メートルにつけてイーグル。他に4バーディー、2ボギーだった1日を「ロングホールで1つ取りこぼしたけど、スコアを4つ伸ばせたのは良かったです」と振り返った。

自分以外にC・キム、星野陸也という賞金ランク1、2、3位のペアリング。「(順位は)気にしてないですが、3人ともいいゴルフをしていた。2人の飛距離がすごいんで、ついていくのにやっとでしたけど」と苦笑いの中にも充実感を漂わせる。最終戦の日本シリーズJT杯を含めた残り5戦で「1勝はしないと賞金王にはなれない」と自らにノルマを課す。開幕前に予想した「1日4アンダー、4日間で16アンダー」というVペースも守り、満足そうだった。