前週の樋口久子・三菱電機レディースで今季2勝目を挙げた渋野日向子は、1バーディー、3ボギーの74と落とし、通算1オーバー、145で終了時点で38位に後退した。出だしの1番パー5でピン奥4メートルのバーディーパットを外すと、返しの1メートルも外してボギー。その後は、チャンスにつけるもパッティングが決まらず、パーを続けた。

後半に入ると、前日のボギーをたたいた11番でまたもボギー。13番パー5でもボギーとして一時は2オーバーまで後退。15番パー3ではピン手前2メートル、16番パー5でも2メートルのバーディーパットをいずれも外した。それでも、18番パー5では4メートルのフックラインを決め唯一のバーディー。最後に笑顔で締めて、第3日につなげた。

「もうどうにもパターが入らない1日ではあったんですけど、やっぱりパー5の2つ、3パットのボギーをしてしまったのが1番悔しいかなという感じです」と話した。パッティングの不調については「イメージしているラインと自分の打った感触が合っていない」と説明した。

この大会は予選落ちがなく「ありがたいことに4日間ちゃんとプレーできるので、あと2日とりあえずショットのタテ距離をなんとかもう少し自分が考えているのとマッチできたら。パッティングはなるべくイメージを出す練習をしたいし、自分の打ち出したいところに打ち出す練習とかもしたい」と話し、練習場へ向かった。