国内女子ゴルフツアーの次戦、JLPGAツアー選手権リコー杯(25日開幕、宮崎CC)に、昨年優勝のディフェンディングチャンピオンとして臨む原英莉花(22=日本通運)が22日、会場最寄りの宮崎空港入りに際し、宮崎市観光協会から歓迎セレモニーを受けた。

色鮮やかな花でつくられたレイを首にかけられ、歓迎されると笑顔を振りまいた。

原は前日21日まで行われた、大王製紙エリエール・レディースで約1年ぶりに優勝したばかり。セレモニー中のインタビューでは「今年1年間苦しくて、長かったなと思うんですけど、こうして良い形で最終戦に挑めるのが、すごくうれしい」と、晴れやかな表情で話した。

連覇に挑む今大会に加え、今年のアクサ・レディースでは3位と、宮崎県で行われた大会で好成績が続いている。インタビューでは、その点について問われると「宮崎の皆さんは本当に温かくて、応援がすごく力になります。宮崎県はやっぱり食べ物がおいしいので、毎日栄養をつけてパワーになっているなと思います。地鶏が一番好きですね」と話した。さらに「攻める姿勢を貫き続けたいと思うので、そこを見てほしいと思います」と、集まった市民らに呼び掛けていた。

次戦で今季最終戦となるが「自分の力を出し切る気持ちで、精いっぱい戦いたいと思います。優勝目指して頑張りますので、応援よろしくお願いします」と、連勝で今季を締める決意をにじませていた。