最終組が前半9ホールを終え、賞金ランク2位で古江彩佳(21=富士通)が7バーディー、ボギーなしの29で回り、通算7アンダーで、2位に2打差をつけて単独首位で後半に突入した。賞金ランク1位の稲見萌寧はバーディーなし、2ボギーの38で、通算2オーバーで26位。前週大会優勝の原英莉花はイーブンパーで19位につけている。

今季最終戦の今大会で、逆転での賞金女王に挑む古江は稲見と最終組でスタート。1番パー4でバーディー発進。ショット、パットとも安定しており、3番、4番(いずれもパー4)と連続バーディー。さらに6番、7番(いずれもパー4)、8番パー3、9番パー5で4連続バーディーと絶好調だった。一方、稲見は4番パー4、5番パー3と連続ボギー。プレー中、曇った表情が多かった。

稲見との賞金差は約1700万円。古江にとって、単独2位以上が逆転での賞金女王の絶対条件となる。