ゴルフのドライビングコンテストの女子プロで開志国際OGの長谷川円香(19=神奈川大1年)が11月30日、母校を訪れた。今季の獲得賞金から後輩ゴルフ部員に人数分のスポーツ飲料と、飛距離やヘッドスピードなどの測定器4つを贈呈した。

長谷川は「今、プロでやれているのはこの学校にいたから。感謝と少しでも後輩たちの役に立てれば」と話した。今季はJPLAの日本選手権準優勝、世界選手権予選日本大会で優勝。昨年高校在学中にプロ登録し、2年目で大きく飛躍した。最長飛距離の380ヤードは日本女子のトップだ。

開志国際の工藤彰範校長(62)は「来年はアジアや世界に打って出てほしい」と激励した。長谷川も、今季は権利を得ながらコロナ禍で出場辞退した世界選手権とドラコンのアジア大会を来年のターゲットにし、「アジア大会では優勝、世界選手権はベスト4を目指す」と誓いを立てた。