米女子ツアーの2022年シーズン出場権を懸けたQシリーズ(最終予選会)が開幕し、古江彩佳(21=富士通)はクロッシングズコースを6バーディー、3ボギーの69で回り、首位と3打差の14位となった。

古江は前半を3バーディー、2ボギーと粘り強く戦い、後半の13番、15番、16番とバーディーラッシュ。4アンダーまで伸ばし、最終18番(397ヤード、パー4)でもバーディートライとなった。だが約8メートルのパットは惜しくもカップすぐ脇を抜けた。さらに残り2メートルない距離からのパーパットがカップに嫌われ、ボギー締めで初日を終えた。

古江は初日について「ボギー打ったのは悔しいですけど、バーディーもたくさん取れたので良かった」と総括した。そして苦戦したグリーンについて「ちょっと高麗グリーン? ですかね。遅くはないんですけど、グリーンの上をさーっと行ってしまう。タッチを合わせなければならないとなると、この目をよまないと。ちょっと目にやられたかな。弱いタッチで打つと最後によれてしまうところがあった、それが今後のキーポイントかなと思う」と第2日以降へ、修正ポイントを口にした。