第3ラウンドが終了し、首位と4打差の3位から出た谷原秀人が、6つ伸ばして首位に立った。6バーディー、ボギーなしでベストスコアの64で回り、通算11アンダー、199。3週前の三井住友VISA太平洋マスターズに続く、今季2勝目、通算16勝目に王手をかけた。

5位から出て1イーグル、4バーディー、ボギーなしと、谷原と同じく64で回った池村寛世が、1打差の2位につけた。

首位から出た宮里優作は、途中4連続ボギーをたたきながらも盛り返し、1つ落として8アンダーで3位に踏みとどまった。

賞金ランキング4位の星野陸也は、2位から出て1つ伸ばして7アンダーとしたが、順位は4位に後退した。

同じく4位に岩田寛、6アンダーの6位にスコット・ビンセント(ジンバブエ)、5アンダーの7位に賞金ランキング3位の金谷拓実ら4人、4アンダーの11位に賞金ランキング5位の稲森佑貴ら3人が続く展開となった。

賞金ランキング1位のチャン・キム(米国)は2アンダーで14位、同2位の木下稜介は2オーバーで26位となった。今季最終戦の今大会は、賞金ランキング5位までに賞金王の可能性が残っている。