最終組が前半9ホールを終え、首位と1打差の2位から出た池村寛世が11アンダーで首位に立った。2バーディー、1ボギーと1つ伸ばして後半に突入した。

首位から出た谷原秀人は、1つ落として10アンダーの2位に後退した。3位には、賞金ランキング4位で、首位と4打差の4位から出て2つ伸ばした星野陸也が浮上した。首位と2打差に縮める9アンダーとし、優勝すれば初戴冠となる逆転賞金王への望みをつなげている。岩田寛も9アンダーの3位に並んで折り返した。

賞金ランキング3位の金谷拓実は、2つ伸ばして7アンダーの5位につけている。同5位の稲森佑貴は、1つ伸ばして5アンダーの8位。金谷と稲森も、星野と同様、優勝で逆転賞金王の可能性を残している。同1位のチャン・キム(米国)は、12ホールを終えて4つ落とし、2オーバーで22位と、全30人中、下位に低迷している。単独2位以上で逆転賞金王の可能性がある、同2位の木下稜介も2オーバーの22位となっている。