賞金ランキング1位で今大会に臨んだチャン・キム(31=米国)が、初の賞金王に輝いた。

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最終日は14位から出て2バーディー、6ボギーの74と4つ落とし、通算2オーバー、282で22位。今大会前の賞金ランキングで2位の木下稜介は単独2位以上、3位の金谷拓実、4位の星野陸也、5位の稲森佑貴は優勝で、逆転される可能性があった。だが谷原秀人が優勝、宮里優作が2位となり、キムが逃げ切る形となった。

木下は3オーバーで26位、金谷は9アンダーで3位、星野は7アンダーで6位、稲森は5アンダーで8位で今大会を終えた。

新型コロナウイルス感染拡大による試合数減少の影響で、今季は昨年と今年を統合して行われた。キムは2年にわたる統合シーズンで、計1億2759万9803円を獲得。最終戦分を加算した、最終的な今季賞金で1億1980万3605円で2位の金谷とは、779万6198円差だった。最終的な賞金ランキングは1位キム、2位金谷、3位木下、4位谷原、5位星野、6位稲森となった。