松山英樹(29=LEXUS)は、5バーディー、1ボギーの4アンダー、66で24位発進となった。昨年大会を制している、9アンダーで首位のケビン・ナ(米国)とは5打差。2022年初勝利へ、残り3日間で逆転を目指す。

インコースからスタートした前半は、快調に3バーディーを奪った。11番パー3で、8メートル近いロングパットを決めて最初のバーディー。16番パー4、18番パー5では、ともに3・5メートルのバーディーパットを決めて伸ばした。

後半は4番パー3でボギーをたたいたが、8、9番を連続バーディーで締めた。8番パー4は、フェアウエーからの第2打を2メートル、9番パー5は第3打を30センチにつけて伸ばした。6人が出場する日本人の先陣を切り、好スコアで第1ラウンドを終えた。

ホールアウト後は「ちょっと状態が悪かったので、どうなることかなと思っていたんですけど、ショットは予想とは違ってティーショットは安定していました」と、フェアウエーキープ率78・57%のティーショットへの手応えを口にした。続けて「アイアンは距離感がなかなか、まだうまくいっていないというのはありますけど悪くはないと思う。明日(第2ラウンド)期待したいなと思います」と、課題を挙げつつも、松山自身がさらなる好スコアを期待。「上がり2つ、バーディーで終われたのは、すごくよかったなと思います」と、第2ラウンドにつながる連続バーディー締めを、納得の表情で振り返っていた。