首位に2打差の単独2位でスタートした松山英樹(29=LEXUS)が同じ最終組、首位で出たラッセル・ヘンリー(米国)とのデッドヒートを制し、米ツアー通算8勝目を手にした。

松山は最終日を63で回った。最終18番パー5でバーディーを奪い、パーだった首位のヘンリーに並んだ。通算23アンダーの2人よるプレーオフを制した。

1983年大会(当時はハワイアンオープン)で青木功(79)が18番で逆転Vイーグルを決め、優勝して以来の日本人Vとなる。

 

 

◆青木功の“伝説イーグル” 1983年2月、当時ハワイアンオープンとして開催されていたこの大会(会場も同じ)で、青木は最終日最終組でスタートし、首位タイで最終18番パー5を迎えた。だが、1組前のジャック・レナーがバーディーを奪い単独首位でホールアウト。その直後、青木は左ラフから残り116メートルの第3打をピッチングウエッジで直接沈めるイーグルを奪い逆転。通算20アンダーで、日本人男子初の米ツアー制覇を果たした。