14位から出た畑岡奈紗(23=アビームコンサルティング)は3バーディー、2ボギーの71で回り、通算2アンダーで17位と順位を下げた。

スタートの10番パー4で、第2打をグリーン右のラフに外し、第3打も寄らずボギー。12番パー4では、第2打をピン手前70センチにつけバーディーとスコアを戻した。しかし、14番パー4で第2打をグリーン右に外しボギー。15番パー5でバーディーと前半はイーブンの36で折り返した。

後半は4番パー3でバーディーを奪い、1つ伸ばしたが、その後はなかなかバーディーを取ることができなかった。最終9番パー5では、グリーン手前からの第3打をオーバーしグリーン左のラフに外すなど、6メートルのパーパットが残った。それでもこの大ピンチを見事なパッティングでしのぎパーセーブ。第3日につながるプレーで最後を締めた。

プレー後、畑岡は「なかなかバーディーチャンスが少ない1日になったんですけど、最後もうまくパーを拾えて良かったかなと思います。出だしからボギーが先行してしまったが、少ないチャンスの中で決めるところは決められたのかなと思います」と振り返った。普段練習場としても使用するコースで思うように伸ばせない要因を「いつもはコンディションがいいんですけど、いつにも増してグリーンも硬く、ラフがすごく長くなっているところが苦戦しているところかなと思います」と話した。

8打差開いた上位を追い掛ける第3日へ向け「半分終わってしまいましたが、明日からはたくさんバーディーが取れるように頑張りたい」と話していた。