前週の今季開幕戦で18位だった畑岡奈紗(23=アビームコンサルティング)が、4位と好発進した。

インコースから出て5バーディー、ボギーなしの5アンダー、67。9アンダーで首位のリディア・コ(ニュージーランド)と4打差、7アンダーで2位のダニエル・カン(米国)とは2打差につけた。

前半は12番パー4で、第2打を1・5メートルにつけて最初のバーディーを奪った。14番パー4は、カラーから4メートル余りをパターで決めて2つ目のバーディー。16番パー5では、第3打を20センチにピタリと寄せてバーディーを重ねた。後半に入っても6番パー3で、ティーショットを1・5メートルにつけるなどショットが好調を維持。8番パー5でも、第3打を1メートル足らずつけてさらに伸ばした。

ホールアウト後は「初戦はちょっと、自分の思うようにいかなかった中、火曜日、水曜日(25、26日)でうまく自分の調子を整えられたかなと思っています」と、復調の実感を口にした。随所で持ち前の精度の高いショットを披露したことについても「ティーショットがすごく良かったです。まだアイアンショットで右へのミスが、ところどころ出ていたんですけど、徐々に良くなってきた」と手応え十分。「明日(第2ラウンド)もどんどん伸ばしていけるように頑張ります」と、一昨年2位のコースで、米ツアー通算6勝目への意欲をにじませた。