25位から出た古江彩佳(21=富士通)は2バーディー、2ボギーの72で回り、通算3アンダーの26位で米ツアーデビュー戦で予選通過を果たした。

序盤の11番パー4で1メートルの下りのパーパットを外しボギーが先行。続く12番パー4では、ピン右3メートルを決めバーディーとすぐに取り戻した。しかし、続く13番パー3でボギー。その後は、チャンスにつけてもパットが決まらず11ホール連続パー。8番パー5で第3打をピン右5メートルにつけ、これを決めて3アンダーに戻した。最終9番パー4では第2打がグリーン右バンカーにつかまるピンチも、パーでしのぎイーブンの3アンダーで終えた。

プレー終了後古江は「風が強かったんですけど、それ以前に自分の調子が悪くて、パットが安定しなくて結構ピンチが多かったです」と振り返った。前半はボギーが先行し苦しんだが、後半はピンチもパーでしのぎ、8番のバーディーでスコアを戻し決勝ラウンドにつなげた1日だった。「(後半は)前半より良かったが、自分の中では安心感はなかったのでしんどかった。パッティングはあんまりタッチが合ってなくて、読みとタッチが合わなくてバーディーチャンスを外すことが多かった。8番でやっとバーディーが取れてほっとした」と話した。決勝ラウンドに向けては「練習で調整して切り替えてスタートできれば」と気持ちの切り替えを強調した。